生理痛を軽くするセルフリフレクソロジー

生理痛が重くて悩んでいらっしゃる女性も少なくないようですが
生理痛は以下のような原因が考えられます。

●プロスタグランジンの過剰分泌：
生理中はプロスタグランジンという物質が分泌されるのですが、
たくさん出ると子宮の収縮が過剰になって、陣痛のような痛みを引き起こします。
また、痛みを強める作用もあるため、頭痛・肩こり・腰痛・吐き気の原因にもなります。

●身体の冷え：
体が冷えると血行が悪化します。そうなるとプロスタグランジンも
骨盤内に滞り、痛みが強くなってしまいます。

●ストレス：
ストレスが溜るとホルモンや自律神経のバランスが崩れてしまい
血液の循環が悪くなり、体温調節機能なども低下してしまい
不快な症状を感じやすくなります。

生理痛を軽くするために自分でできるリフレクソロジーを試してみましょう。
生理中にリフレクソロジーを行うと経血の量が増える方もいらっしゃいますので、
生理予定日の1週間前に始めるのがベストです。

セルフリフレの前に、足首を回すなどして軽くほぐしておきましょう。
① 足の甲に手を添えて、親指の真ん中より少し人差し指よりにある脳下垂体の反射区を
指先でゆっくりと押します。
② 外側のくるぶしと踵を斜めに結んだ線の真ん中あたりにある卵巣の反射区を中指の腹で
やさしく3回押します。
③ 内側のくるぶしと踵を斜めに結んだ線の真ん中あたりが子宮の反射区なので、
そこを中指の腹でやさしく3回押します。
④ 卵巣の反射区から足首を通って子宮の反射区までのラインを軽く押しながら、
ずらしていきます。
⑤ 湧泉（ゆうせん：足の指を足裏側に倒した時に一番くぼむ場所）を少し力を入れて押します。
湧泉を刺激することで深いリラックス効果が得られます。